フィリピン留学を中心に英語留学を詳しく解説

従来の英語留学

駅前留学の限界

企業が従業員に聞けて話せる英語を身に付けることを求めるようになり、コミュニケーションツールとしての英語、具体的には英語のリスニングとスピーキングで高い能力を身に付けることが、就職活動の有力な武器になってきました。就職活動を戦う大学生たちは、聞けて話せる英語を身に付けようとします。
本来であれば学校教育において、こういった聞けて話せる英語を身に付けることができればベストです。しかし、学校教育における英語は文法と読解偏重であり、英語教師もまた学生たちの英語のリスニングとスピーキングの能力を高めることができません。
そこで、英語のネイティブスピーカーから聞けて話せる英語を学ぶ方法として人気を集めたのが、NOVAやAEONなどの民間の英語学校に通う駅前留学と、スカイプなどを使ったオンライン英会話でした。駅前留学でネイティブの先生から英語を教えてもらう。オンライン英会話で海外にいるネイティブスピーカーを相手に英会話の練習をする。どちらもネイティブと英語でやり取りをすることで、コミュニケーションツールとしての英語を学ぶという点では有効な手法と言えます。
しかし、駅前留学とオンライン英会話には決定的な弱点があります。それは、ネイティブスピーカーを英語でやり取りをする機会が限定的であるという点です。駅前留学でネイティブと英語でやり取りをしても、レッスンが終わったら通常通りの日本社会です。オンライン英会話でネイティブスピーカーと英会話の練習をしても、授業が終わればいつも通りの日本語の社会です。
時間を限定されずにネイティブと英語でやり取りをすることができない。こればかりはオンライン英会話や駅前留学ではどうしても解決することができない問題でした。

従来の英語留学の問題点

ネイティブから英語を学ぶ、授業以外の時間でもネイティブと英語でやり取りできる、英語が普通に身の回りにある。そういった環境で英語を学ぶ最善の方法といえば、やはり海外留学でしょう。英語が日常的に使われている国に留学して、朝から晩まで英語のシャワーを浴びる。留学に勝る英語の習得術はないと言っても過言ではないでしょう。
英語を学ぶ留学先として、従来から一般的であったのはアメリカとイギリスです。英語を学ぶならばアメリカ留学かイギリス留学というのが一昔前までの常識でした。その後、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなどが英語を学ぶ留学先として新たに登場しました。これらの国へ留学するのが、従来の英語留学でした。
しかし、従来の英語留学にはいくつかの問題点がありました。まず第一は費用の高さです。例えばアメリカに1ヶ月留学する場合、往復の旅費なども含めた費用の総額は30万円を超えるのが普通です。以前の日本、例えばバブル経済期の日本であれば、大学生でも30万円を負担してアメリカに留学するのは容易であったでしょう。しかし、バブル崩壊後の失われた20年、さらに2008年のリーマン・ショックを受けて日本経済はかつての強さを失いました。勤労者の年収は下がる一方で、大学生の親たちは子供がアメリカに留学する費用を負担できるだけの余裕を持っていません。現在の大学生たちにとって従来の英語留学を行うことは非常に困難なのです。
第二の問題点は授業効率です。イギリスなどへの留学では授業形態はグループレッスンが一般的です。1クラスに15人から20人くらいの学生が入り、一緒に英語の授業を受けます。この授業形態では日本人は特に集団内での発言が苦手ですので、リスニングやスピーキングの力を十分に伸ばすことができません。従来の英語留学では企業が求める聞けて話せる英語を身に付けるのは容易ではないのです。
第三の問題点はホームステイです。オーストラリアなどでの留学では一般家庭の空室を利用するホームステイが一般的です。もちろんホームステイにはホストファミリーと一緒に暮らすことで、日常の英会話力を向上させるというメリットがあります。しかし同時に、ホストファミリーと性格や生活スタイルなどが一致しないという、アンマッチホストという問題が指摘されています。現代の若者は核家族の中で育ってきたため、他人とのコミュニケーションが苦手という面があるため、ホストファミリーと摩擦が生じる可能性があるホームステイは、従来の英語留学の隠れた問題点とも言うことができるでしょう。
そして第四の問題点は時差と移動距離です。アメリカやイギリスに行くには10時間以上、オーストラリアやニュージーランドでも7時間以上はかかります。アメリカやイギリスでは10数時間の時差があります。時間もかかり肉体的負担がますこれらの点も、従来の英語留学の欠点なのです。

フィリピン留学の登場

こういった従来の英語留学の問題点を解決する留学携帯として、10年ほど前に新たに登場したのがフィジー留学です。英語留学といえばオーストラリアやイギリスが当然と思っていた当時の日本人にとって、フィジー留学は衝撃を持って迎えられました。
フィジー留学についてはこちらのサイトが詳しいのですが、最大のメリットは費用の安さでした。フィジー留学では授業料と寮費だけなら1ヶ月10万円程度で済ませることができ、渡航費などを含めてもイギリスやニュージーランドでの留学に比べて半分以下の費用で済ませることができます。経済面で余裕がない日本の大学生にとって、フィジー留学の安さは非常に大きな魅力でした。
しかし、費用面では従来の英語留学よりメリットが大きいフィジー留学なのですが、依然としていくつかの問題を持っていました。まず最大の問題は日本人の比率が高い点です。フィジー留学は日本によって開発された留学形態です。学校の運営や学生募集も日本企業が行なっています。このため、留学にやってくる学生のほとんどが日本人であるため、授業以外の時間では日本語でやり取りをしてしまいがちになるのです。これでは日本で駅前留学に通っているのと何ら変わりません。これがフィジー留学の最大の問題点です。
2つ目の問題点は、グループレッスンがメインであることです。マンツーマンはあくまでもオプションです。そして3つ目の問題点は、ホームステイが主流であることです。これでは従来の英語留学と何ら変わりません。
そこに登場したのがフィリピン留学でした。従来の英語留学が抱えていた、費用の高さ、授業形態、ホームステイ、時差と移動距離などすべての問題を解決する留学形態として登場したのがフィリピン留学です。フィジー留学でも解決できなかった従来の英語留学の問題点を、フィリピン留学が解決したのです。